LaTeXにてテキストのフォントサイズを変更する方法を紹介します。
LaTeXにおいて、特に文字サイズを指定しない場合のサイズ(normalsize)は10ptになります。このnormalsizeを基準に、以下のコマンドを使うことで文字サイズを変更することができます。
コマンド | 文字サイズ(目安) |
\tiny | 5pt |
\scriptsize | 7pt |
\footnotesize | 8pt |
\small | 9pt |
\normalsize | 10pt |
\large | 12pt |
\Large | 14pt |
\LARGE | 17pt |
\huge | 21pt |
\Huge | 25pt |
文字のサイズを全体的に変更する方法
上記のコマンドを文章中に挟めば以後はそのサイズになるため、文字サイズを全体的に変更したい場合は文章の最初で「\large」とすれば、ドキュメント全体の文字サイズが「\large」になります。
Test
\large
Test
Test
\tiny
Test
Test
文字のサイズを部分的に変更する方法
一部の文字サイズだけ変更したい場合には{\LARGE Test}のように大括弧{}を使って記述すればOKです。
Test
{\LARGE Test}
Test