FFMPEGを使うことで、動画の再生速度を2倍にしたり、逆にスローにしたりすることもできます。同時に音声の速度も合わせて変換することができます。
例えば、英語の動画で喋りが速くて聞き取りが困難なときに動画をスローモーションにするなど、動画の再生速度を変更することが便利なケースがあります。
本日はこの動画の再生速度を変更し、従来よりも速い/遅い動画を出力して保存する方法を確認したいと思います。
FFMPEGの実行バイナリファイルの入手に関しましては、もし入手方法がわからないという方がいらっしゃいましたら、以下の記事を参考にしてみてください。
以下のコマンドで、入力動画を2倍速の動画(長さは入力動画の半分)にして出力できます。
ポイントは以下の通りです。
以下のコマンドで、入力動画を0.5倍速の動画(長さは入力動画の2倍)にして出力できます。
基本的には2倍速にする場合の逆の数値を入れることで実現できます。また、数字を変えることでさらに動画を遅くしたりするなど、速度の調整が可能です。
今回は、FFMPEGで動画の再生速度を変更する方法を学習しました。
語学学習などにおいて、再生速度を速めたい/遅めたいという場合には、FFMPEGを使って変換すると簡単です。