FFMPEGを使うことで、音声の再生速度を変更することができます。
私は英語のリスニングの音声ファイルを、よく1.5倍や2倍に変換して聞いたりします。このときに、大量の音声ファイルを1.5倍速や2倍速にしたい場合には、FFMPEGを用いて音声ファイルを変換しています。
そのため、本日は音声の再生速度を変更し、従来よりも速い/遅い音声を出力して保存する方法を確認したいと思います。
FFMPEGの実行バイナリファイルの入手に関しましては、入手方法を知りたいという方がいらっしゃいましたら、以下の記事をご確認ください。
音声の再生速度を変更するためには、オーディオフィルタコマンド(-af)を使えばOKです。
実際に使い方を見ていただいた方が理解が早いと思うので、以下に音声を1.5倍速にする場合のコマンドを紹介します。
以下のコマンドで、入力音声ファイル(input.mp3)を1.5倍の速度でoutput.mp3として出力することができます。
ffmpeg -i input.mp3 -af atempo=1.5 output.mp3
ポイントは以下の通りです。
今回は、FFMPEGで音声の再生速度を変更する方法を紹介しました。
WindowsのバッチファイルのForコマンド等と組み合わせることで、大量のファイルを一度に変換することができるので非常に便利です。
バッチファイルのForコマンドの使い方は、以下の記事で紹介していますので、大量の連番ファイル等を一気に変換したい方は参考にしてみてください。