OpenCV 4.5.5以降のバージョンで、OpenCVにQRコードの生成機能が追加されました(それまでは読み取りのみが可能)。
ソースコード3行程度で簡単にQRコードを生成できます。
今回は、OpenCVを使ってQRコードを生成してみたいと思います。
それでは、OpenCVでQRコードを生成するプログラムを以下に紹介します。
動作環境:OpenCV 4.5.5
基本的に、QRコード生成に関わるソースコードは以下の3行のみです。encoded_infoに、QRコードに埋め込みたい文字列を入力し、「QRencoder.encode()」関数で文字列をQRコード画像に変換します。
OpenCVで扱える画像形式としてQRコードが得られますので、後はimwrite()等で保存すればQRコードの生成が完了です。
当サイトのURLを入力し、QRコードを生成してみました。私のスマホで読み取ったところ、正しく読み取れることが確認できました。
本日はOpenCVでQRコードを生成する方法を確認しました。10行未満のソースコードで、簡単にQRコードの生成を実現できます。
Pythonであれば、QRコード生成に他のライブラリを使う手もありますが、OpenCVに慣れているという人であれば、OpenCVを使うのも悪くなさそうです。