ブログの収益が月5000円を超えたので、技術系ブログの収益を紹介

今月、初めてブログの収入が月5000円を超えました。

一方、このブログのような所謂「技術系ブログ」「情報技術系ブログ」に関しては、巷であまり稼げないという声も耳にします。そのような声を耳にすると、収入を得たいと考えている方は、ブログを作ることを躊躇してしまうかもしれません。

他にもこのような技術系ブログの収益を公開されている方はいますが、サンプルは多い方が良いと思うので、今回はどれくらいの記事数で、どれくらいのPVがあるのかなど、本ブログの収益に関して簡単に共有したいと思います。

本ブログに関する情報

  • 運営期間:2017年~(約5年弱)
  • 記事数:154件
  • PV:約30000PV/月
  • 収益化の方法:Google adsense & Amazonアソシエイト

記事数約150件に対して、PVが大体毎月で現在30000くらいあります。30000PVに対して、約5000円の収益が得られています。ちなみに収益の内訳はほぼAdsenseの収入です。

技術系ブログは稼げないのか?

このテーマを扱っているブログ記事は多くあります。

私のブログの傾向から申し上げると、30000PVに対して約5000円の収入というのは、PVに対する収入としては比較的少ないものであると思います。

理由は明確で、平日のアクセスが休日の約3倍程度あります。これは、多くの人が仕事中に本ブログを見ているためであると考えられます。

そして、仕事中にブログを見ている人が広告をクリックするかと言われればクリックすることは少ないと思いますし、本ブログを見ている方は情報リテラシーの高い方が多いと思うので、安易に広告はクリックしない傾向にあるのではないかと思います。

よって、技術系ブログではPV数の割に収益が少なくなる、という傾向が現れることは事実だと思います。

収入的観点から見る技術系ブログのメリット

技術系ブログを書くメリットは、自身の勉強や、人の役に立つなどの収益とは関連のないメリットも多くあります。私は収益のみのために本ブログを運営しているわけではありませんが、本記事ではあくまで収益の観点から、技術系ブログを運営するメリットを考えてみたいと思います。

技術系ブログは「稼ぐ」という観点でコスパが悪いのか、という部分ですが、私は決してそうではないと思います。主に以下のようなメリットがあり、基本的にはPVを得やすく、記事の需要も変動しにくい傾向にあると思うためです。

メリット1 PVを得やすい

他のジャンルのブログの運営経験もありますが、それと比較すると技術系ブログはPVを得やすい傾向にあると思います。

基本的に、技術系ブログの記事は目的やターゲットが明確で、何かを解決したいと思っている方に、その解決の助けとなる情報を授けるものです。

雑記ブログ等だと、記事の目的やターゲットが不明確になり、全くPVが取れないようなことが発生しがちですが、技術系ブログはそれが発生しにくいため、安定してPVを得やすい傾向にあると思います。

メリット2 記事の寿命が長い

技術系ブログと一括りにして良いのかわかりませんが、本ブログの記事は、寿命が長い傾向にあります。

一般に、流行に則ったブログの場合、情報の鮮度が落ちてしまうとアクセスが落ちたりしてしまうことがあると思いますが、プログラミングのソースコードであったり、本ブログで紹介している画像処理の知識や数学関係の記事などは、年を経ても需要が急激に落ち込むことは少ないため、一つの記事が長い期間に渡って安定したアクセスをキープできていることが多いです。

本ブログのアクセス数が多い記事から見る需要の多いワードの傾向

本ブログのアクセス数が多い記事は、上から順に以下の通りとなります。

  1. 環境構築したCUDA及びcuDNNのバージョンを確認する方法(Windows)
  2. Tensorflow GPUとCUDAのバージョン対応表
  3. Open3Dで3D点群(PLYファイル)を読み込んで表示を行うプログラム(Open3DとPythonによる実装)
  4. ラプラシアンフィルタで画像のエッジ抽出(PythonとOpenCVによる実装)
  5. OpenCVによる特定色画素の抽出(RGB vs HSV)
  6. .bat(バッチファイル)のforループの使い方と例の紹介 
  7. 画像のSSIM(structural similarity)の測定(Python+OpenCV)
  8. ガウシアンノイズと画像へのノイズ付与(Python+OpenCV)
  9. WIndowsのバッチ(bat)ファイルを使ってフォルダ内のファイルのリストを作成する
  10. Winsock2を使ってC++でネットワークプログラミング 

4,5,7,8あたりが画像処理関連、1,2がCUDA(深層学習)関連、6,9がWindowsのバッチファイル、3が3D情報処理、10がネットワークプログラミングと、比較的多岐に渡る記事が上位にランクインしています。

特に上位2つのアクセスは多く、やはり深層学習(AI)関連は注目度が高い傾向にあるように思います。

まとめ

技術系ブログは稼げないのか? という問いがありますが、私は稼げないとは思いません。ただし、PV数に対して収益が少ない傾向にあることは事実だと思います。

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