Windowsのバッチファイルを用いることでファイルやフォルダの削除を行うことができます。本記事ではそれを応用して、あるフォルダの下にある特定の拡張子のファイルを全て削除する方法を紹介します。
本記事で用いているファイル削除のためのdelコマンドについては、以下の記事で紹介していますので、もし詳しく知りたい方は参照してみてください。
あるフォルダの下にある全ての「.txt」ファイルを削除するバッチが以下となります。「.txt」の部分を他の拡張子に変えることで、任意の拡張子に対応することが可能です。
del /S *.txt
\Sコマンドは、実行したディレクトリ以下の全てのディレクトリをチェックするオプションで、本オプションをつけることで、このコマンドを実行したフォルダ以下の全てのファイルに対して拡張子をチェックして、該当する場合に削除することができます。
このバッチを作ったきっかけは、実験で生成されたデータの中で、容量が大きく不要な(ソフトウェアを保管しておけば再生成が可能な)データだけを削除したいというときに、そのファイルが特定の拡張子で出力されるデータであったため、このバッチを利用して全削除する用途で使っていました。
このように、容量の大きい拡張子のファイルだけ消去するなどの用途で使うことができます。