この記事では、自身のコンピュータのIPv4アドレスを簡単に確認するバッチファイルを紹介します。
目次
IPアドレスを確認するバッチファイル
早速、IPアドレスを確認するバッチファイルを以下に紹介します。
@echo off
ipconfig | findstr /i "IPv4"
pause
このバッチファイルは、上から順に以下の処理を行います。
- @echo off:
- この行は、バッチファイルの実行時にコマンド自体を表示しないようにする設定です。
- ipconfig:
- このコマンドは、ネットワーク設定に関する情報を表示します。
- | findstr /i “IPv4”:
|
(パイプ) は、前のコマンドの出力を次のコマンドの入力として渡すための記号です。- fndstr /i “IPv4” は、ipconfig出力から “IPv4” という文字列を含む行を検索します。/iオプションは、大文字小文字を区別せずに検索することを意味します。
- pause:
- このコマンドは、コマンドプロンプトの画面を一時停止し、何かキーを押すまで次の処理に進みません。これにより、実行結果を確認できます。
実行結果
バッチファイルを実行すると、コマンドプロンプトにネットワークアダプターごとにIPv4アドレスが表示されます。
バッチファイルの作成と実行方法
- テキストエディタで作成:
- メモ帳などのテキストエディタで、上記のバッチファイルをコピー&ペーストします。
- 拡張子を.bat (例:ipconf.bat) にして保存します。
- 実行:
- 作成したバッチファイルのアイコンをダブルクリックするか、コマンドプロンプトでファイルのパスを指定して実行します。
まとめ
このバッチファイルは、ネットワーク設定を確認する際に非常に便利なツールです。ぜひ、ご自身の環境に合わせてカスタマイズしてみてください。