Windowsのバッチファイルで、処理を一時停止したいことがあると思います。
このようなときに、バッチファイルの処理を一時停止して、ユーザから何かキーが押されるのを待つことができるのが「pause」コマンドです。
本記事では、それを実現できるpauseコマンドを紹介します。
指定した秒数待機させたい場合には、以下の記事を参照してみてください。
例えば以下のようなバッチを実行してみます。
「%RANDOM%」は乱数を生成するコマンドで、「echo %RANDOM%」で乱数を画面に表示することができます。
@echo off
echo %RANDOM%
pause
echo %RANDOM%
pause
echo %RANDOM%
pause
実行すると、一個乱数が表示され、pauseコマンドがあるためそこで処理が一度停止します。
ここで、なんでもよいのでキーを押すと処理が次に進みます。
2つ目の乱数が表示されました。もう一度キーを押して処理を進めます。
最後に3つ目の乱数が表示されました。
このように、pauseコマンドを用いることで処理の一時停止を行うことができます。
バッチファイルを実行したときに、一瞬で実行が終わってウィンドウが閉じてしまうような場合にも、最後に「pause」を入れておけば一時停止させることができます。