本日はFFMPEGを用いて逆再生動画を保存する方法を紹介します。
FFMPEGを用いることで、簡単に動画を後ろのフレームから前のフレームの方向に再生する動画を生成することができます。
FFMPEGの実行バイナリファイルの入手に関しましては、もし入手方法がわからないという方がいらっしゃいましたら、以下の記事を参考にしてみてください。
FFMPEGで動画を逆再生して保存する方法
FFMPEGのビデオフィルタには”reverse”と呼ばれる反対に再生するためのフィルタが用意されているため、これを使うことで逆再生動画を生成することができます。
具体的には以下のコマンドで実現できます。
ポイントは以下の通りです。
- 入力動画を「input.mp4」の位置に指定します
- 逆再生するためのビデオフィルタ「-vf reverse」を指定します
- 出力動画名を「output_reverse.mp4」の位置に指定します
注意点として、本コマンドは動画の全てのフレームをメモリに置いた上で、後ろのフレームから前のフレームに向けて順次フレームを繋げていくことで逆再生動画を生成します。
そのため、コンピュータの使用メモリ量が多くなりがちのようで、あまりに長すぎる動画を後ろから再生する場合には、動画を区切って、それぞれを逆再生に変換してから繋げるなどの工夫が必要になる可能性があります。
もし分割してReverseして繋ぐ場合には、以前に紹介した動画の分割・結合に関する記事もありますので、そちらが参考になるかもしれません。
まとめ
今回は、FFMPEGで動画を逆再生して、その動画を保存する方法を紹介しました。FFMPEGのビデオフィルタを使うことで、動画の逆再生も簡単に実現することができるようになります。