FFMPEGは画像・動画や音声の記録・変換などが可能なフリーソフトで、コマンドラインから使用することができます。
グラフィカルなインターフェースで使える他の画像編集ソフトなどとは少し趣が異なりますが、様々なオプションなどを指定でき、柔軟な編集ができるため、私は状況に応じてFFMPEGと一般的なペイントソフトなどを使い分けています。
ちょっとした動画の編集を行う際に、FFMPEGを使いたいと思うことがよくあります。
ただ、様々なPCを使っているため、今使っているPCにFFMPEGを入れていないというケースがよくあり、今回はFFMPEGのビルド済バイナリを入手する方法を簡単にまとめておきたいと思います。
今回の環境
OS : Windows 10 Pro 64 bit
FFMPEGの実行ファイルの入手
FFMPEGを使うためには、FFMPEGの実行ファイルである「ffmpeg.exe」を入手しなくてはなりません。
ソースコードから自らビルドする手もありますが、既にビルドされているものが公開されているので、そちらを使用するのが圧倒的に簡単です。
外部サイト : FFmpeg Builds – OTTVerse
上記サイトよりFFMPEGの実行ファイルを入手していきます。
Versionはその時で最新のものを選べばよいでしょう。OSは自分の環境に合わせたものを選び、LinkingはStaticとしました。
取得したZIPファイルを解凍し、その中の「bin」フォルダの中に「ffmpeg.exe」がありました。
この「ffmpeg.exe」を叩くようなバッチファイル等を作ることで、FFMPEGを用いた動画の記録や再生などができるようになります。
実際にFFMPEGを使って、動画の制作等を行う際のコマンドの書き方・使い方に関しては、以下の記事などをご参照ください。