bat(バッチファイル)でファイルの中身の文字列を確認するtypeコマンドの紹介

WindowsのコマンドやWindowsのbat(バッチファイル)で、指定したファイルの中身の文字列を確認する方法を紹介します。

今回紹介するtypeコマンドの他に「more」コマンドというファイルの中身の文字列を確認できるコマンドがありますが、moreコマンドは文字列が長い場合に、一度に全ての文字列を表示させることができません。

一方、typeコマンドはファイルに書き込まれている全ての文字列を一気に表示させることができます。

今回は、typeコマンドを用いてファイルの中身を確認する方法を紹介します。

typeコマンドの文法

書き方は非常にシンプルで、以下の通りとなります。

type [中身を確認したいファイルの名前]

複数のファイルの中身を同時に確認することもできます。この場合は、以下のように半角スペースを空けて、表示したいファイル名を羅列します。

type [中身を確認したいファイルの名前1] [中身を確認したいファイルの名前2]...

typeコマンドを用いたバッチファイルのサンプル

今回「CVPR2022AcceptedPaper.txt」というCVPR2022という学会で発表された論文のリストを記述したテキストファイルを確認用に用意しました。

以下のようなファイルです(切れていますが、1000件以上の論文名が掲載されています)

こちらのファイルを表示する場合のコマンドは以下となります。

type CVPR2022AcceptedPaper.txt

上記のコマンドを実行すると、以下のように中身がコマンドプロンプト上に表示されます。

このように、typeコマンドでファイルの中身を確認することができることがわかります。

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