本日はFFMPEGを用いて、動画の明るさを調整する方法を紹介します。
FFMPEGの実行バイナリファイルの入手に関しましては、もし入手方法がわからないという方がいらっしゃいましたら、以下の記事を参考にしてみてください。
目次
FFMPEGで動画の明るさを調整する
下のコマンドで、入力動画の明るさを調整することができます。
ポイントは以下の通りです。
- 「brightness=●」の部分が、入力動画(input.mp4)の明るさを調整する部分となります。
- 注意点として、「brightness=●」の●が取る値のレンジは-1(暗)~1(明)です。つまり、強く明るくしたいほど1に近い値を入力する必要があります。
- 「brightness=0」が基準で、この場合には入力動画の明るさが変わりません。
以下のようにBrightnessを-0.2、-0.1、0、0.1、0.2の5パターンで出力できるようにしてみました。
以下では主要な出力結果について確認してみましょう。
入力動画
Brightness=-0.2
Brightness=0.2
結果から、値が0.2くらいでも見た目にはかなり変化があることがわかります。
まとめ
回はFFMPEGで動画の明るさを変更する方法について紹介しました。動画の明るさ一つで動画全体の印象も変わりますので、動画が暗い/明るいと感じるときは調節してみると良いと思います。