FFMPEGで動画の一部領域を切り取り(クロッピング)する

本日はFFMPEGを使って、動画の一部の領域を切り取り(クロッピング)したいと思います。

例えば1920×1080の動画から、特定の960×540の領域を選び出し、その部分のみの動画を生成してみたいと思います。

FFMPEGの実行バイナリファイルの入手に関しましては、もし入手方法がわからないという方がいらっしゃいましたら、以下の記事を参考にしてみてください。

FFMPEGは画像・動画や音声の記録・変換などが可能なフリーソフトで、コマンドラインから使用することができます。 グラフィカルなイ...

FFMPEGでの動画のクロッピング

それではFFMPEGで動画の一部領域を切り出す(クロッピングする)コマンドを紹介します。

以下のようなオプションを指定することで、動画の一部領域を切り出すことができます。

ここでx,yが視点の位置、w(width)が切り出す横の長さ、h(height)が切り出す縦の長さに対応しており、図で表すと以下のような関係性となります。

上記の場合、(100,100)の位置を始点に、960×540のサイズの動画をクロッピングすることができます。

このコマンドにより、任意の箇所を任意の大きさに切り取ることができるようになります。これにより、動画の重要な箇所のみを抽出した動画を生成することも可能です。

まとめ

FFMPEGを使えば、動画の一部の領域をクロッピングすることも簡単に行うことができます。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする