Althoughとthoughの違いについて解説、論文ではthoughが好まれない理由

「Although」と「though」は、どちらも「~にもかかわらず」という逆接の接続詞として使われるため、混同してしまうことがあります。

しかし、これら2つの単語には、ニュアンスや使い方が少し異なります。

この記事では、この2つの違いを詳しく解説し、正しい使い分けができるようにします。

意味

どちらの単語も「~にもかかわらず」という意味を持ちます。

フォーマル or カジュアル

  • Although: よりフォーマルな場面でよく使われます。書き言葉や論文など、丁寧な表現が必要な場合に適しています。
  • Though: よりカジュアルな場面でよく使われます。話し言葉や日常的な文章で頻繁に使われます。

文中における位置

  • Although: 文頭に置くことが一般的です。文中に置くこともできますが、文末には置くことはできません。
  • Though: 文頭、文中、文末のどこに置いても使用できます。ただし、文末に置く場合は、副詞として「しかし」や「にもかかわらず」という意味になります。

Although/thoughを用いた例文

  • Although it was raining, we went for a walk. (雨が降っていたが、私たちは散歩に行った。)
  • I don’t like coffee, though I know it’s good for me. (コーヒーは好きではないが、体に良いことは知っている。)
  • He practiced very hard. She didn’t win the competition, though. (彼は一生懸命練習しました。それでも競技には勝ちませんでした。)

まとめ

「Although」と「though」は、ニュアンスが少し異なるため、状況に合わせて使い分けることが大切です。

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