LaTeXにおける数学記号の記述方法

LaTeXを使って論文を書く場合、演算子や不等号などの多くの数学記号を使うと思います。今回は、以下に代表的な数学記号の記述方法をまとめました。

数学記号を使う場合には、数式モードである必要があるため、文章中の場合には「」と$記号で囲み、間の部分に以下の「記述方法」の表記を記述してください。

例えば$\geq$と記述すれば、と表示されます。

演算子

表示記述方法
++
×\times
÷\div
±\pm
\mp
\oplus
\ominus
\otimes
\circ
\cdot
\ast

等号・不等号

表示記述方法説明
==等号
>>大なり
<<小なり
\neq不等号
\simニアリーイコ-ル
\simeqニアリーイコ-ル
\approxニアリーイコ-ル
\fallingdotseqニアリーイコ-ル
\equiv合同記号
\geq大なりイコール
\geqq大なりイコール
\leq小なりイコール
\leqq小なりイコール
\gg十分に大きい
\ll十分に小さい

集合

表示記述方法説明
\in要素
\ni要素
\notin要素ではない
\subset真部分集合
\supset真部分集合
\subseteq部分集合
\supseteq部分集合
\nsubseteq部分集合ではない
\nsupseteq部分集合ではない
\cap積集合
\cup和集合
\emptyset空集合
\varnothing空集合
N\mathbb{N}自然数の全体集合
Z\mathbb{Z}整数の全体集合
R\mathbb{R}実数の全体集合
Q\mathbb{Q}有理数の全体集合
C\mathbb{C}複素数の全体集合
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