LaTeXにおける改ページの方法

LaTeXでの文章中で、章の終わりなどで新しいページに移動したい場合があります。例えば卒業論文などでは、一つの章が終わったら次のページから新しい章を始める書き方をよく見かけます。本記事では、LaTeXにおける改ページの方法について紹介したいと思います。

LaTeXにおける改ページの方法

主に2種類のコマンドがあります。機能を理解して使い分けることが望ましいですが、基本は「\clearpageコマンド」の方を使うことの方が多いのではないかと思います。

\newpageコマンド

\newpage

文章中で\newpageと書くと、その場所で強制的に改ページされます。二段組の文章の場合には、\newpageの位置が左側であれば、右側の段に移動します。

\clearpageコマンド

clearpage

文章中で\clearpageと書くと、その場所で強制的に改ページされます。\newpageとの違いは以下の2点です。

  • それまでに記述された全ての図表を出力してから改ページされる(\newpageの場合は、図表は改ページ後のページに入ってしまう可能性がある)
  • 二段組みの文章の左側に居る場合でも、右側の段に移動せず、強制的に次のページに移動する。
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