コマンドプロンプトやbat(バッチファイル)でファイルやフォルダを移動させる方法

コマンドプロンプト上で打ち込むコマンドや、コマンドを自動実行するWindowsのバッチファイルの中で、ファイルやフォルダを、異なる場所に移動させることができます。

本記事では、Windowsのバッチファイルでファイルやフォルダを移動させる方法について紹介したいと思います。

ファイルやフォルダを移動させるmoveコマンドの使い方

「move [移動させるファイル/フォルダ] [移動先のフォルダ\]」という文法で、指定したファイルやフォルダを移動させることができます。

例えば、以下のコマンドを用いることで、カレントディレクトリの中にある「test.txt」というファイルを「testdir」というフォルダの中に移動させることができます。

例では「test.txt」を移動させていますが、ここにフォルダの名前を入れれば、フォルダを移動させることができます。

move test.txt testdir\

もし上記のコマンドで「test.txt」が無い場合は、以下のように「指定されたファイルが見つかりません。」というエラーが出ます。

また、「testdir」が無い場合には、以下のように「指定されたパスが見つかりません。」というエラーが出ます。

moveコマンドの注意点

一方、ほぼ違いがないのですが、以下のように「testdir」の後に「\」を付けない場合には、「testdir」というフォルダが無い場合、test.txtというファイルの名前がtestdirに変更されるので注意してください。

move test.txt testdir

つまり、以下のような状況で「move2.bat」を叩いた場合、

以下のようにtest.txtがtestdirという名前のファイルに変わってしまうので注意が必要です。

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